2007年6月21日木曜日

「波羅蜜多」

般若波羅蜜多心経の「波羅蜜多」とは、サンスクリット語の音写語「パーラミター」です。

究極最高であること、究極性、究極最高の状態、完成態などと訳し、
「最高の」「究極の」という意味をあらわす形容詞パラマの派生形の名詞パーラミ(最高のもの)のあとにターという抽象名詞をつくる語尾を附したものです。

しかし、中国や日本の伝統的教理解釈では「到彼岸」(彼岸に到れる)と解し、彼岸(向こう岸)に度る(渡る)という意味で、単に「度」とも訳します。

これはサンスクリット語で、「彼方」とか、「他の」という意味のパラという語の派生形(パーラ)に目的格の語尾を加え(パーラム)、それに「行く」「達する」という意味の動詞の過去分詞形(イタ)を合わせてできた語形と解釈するものです。

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